人の怖さ
最近、人と話すときや挨拶をするときは人の目を見てするようにと言われる
だけど、わたしにとってそれはちょっと怖い
何故なら、相手がわたしのことをどう思っているのかを自然と考えてしまい、相手が自分のことを悪く思っているのではないかと感じるから
この人なら安心して話せると思えた人なら、時間はかかるけど目を見て話すことができるようになる
だけど、ちょっとなんか怖いなと感じる人にはなかなかそうすることができない
そういう人と目を合わせると、なんだか魂を吸いとられてしまうような感じがするから
人って心の中でなにを考えているのかわからないから怖い
"自分がいないときには悪口を言っているに違いない、きっとわたしは嫌われているんだ"と思ってしまうことが最近増えた
わたしはおとなしくて口数がとても少ない
家では普通に話すことができるけれど、外へ出るとまるで魔法にでもかかったかのように話せなくなってしまう
だけど、だんだんと必要最低限のことはなんとか言えるようになってきた
この前、自分から挨拶できたことは大きな進歩
少しだけ自信がもてた
でも、すぐに勇気を使い果たしてしまう
自分からだれかに話しかけることはたくさんの勇気を使うから
昨日帰るとき、本当は相手に気づいていて帰りの挨拶をしたいと思う気持ちはあったけど、そんな勇気はもうなくて、傘を深くさして気づかなかったふりをしてしまった
あとちょっとの勇気さえあればな…